よく、話を盛るということを耳にしますが、
盛りに盛ったマンガも大好きなすがちゃんです。
今回はバトル・グルメ・ギャグ…野田サトル先生のゴールデンカムイが
面白すぎて続きが気になってしかたないから、感想を書いちゃったよー♡
もくじ
まえおき
今年(2016年12月)もこのマンガを売りたい!このマンガがすごい!も
発表されて、多くのマンガ好きの方々の中で盛りに盛り上がっていますね。
また、僕の大好きなトリコが連載終了してしまいました。
そんな、さみしい気持ちを埋めてくれた作品がゴールデンカムイです。
この記事では9巻のレビューになります。
また、発売されたばかり(2016年12月19日発売)ですので、
未読の方はネタバレにご注意ください。
閲覧注意
- 命の奪い合いや人が熊に襲われるなど、
猟奇的なシーンが多いです。 - 刺青が物語のカギとなることから、
ダーティーな作品でもあります。 - グルメは狩りや下処理も描いていますので、
苦手な方はご注意を。 - 特殊な性癖描写が常に出てきます。
ゴールデンカムイ・9巻の感想
前巻にて、強烈な印象を残して退場した剥製屋の江戸貝(えどがい)くん。
彼が作ったにせの刺青人皮(いれずみじんぴ)が
出回ったことで、金塊争奪戦はさらに佳境へ。
その判別の方法として、にせ札作りの獄囚・熊岸(くまぎし)を探すことに。
オイお前白石だろッ
むしろ遅かった?、表紙になった白石がメインで彼の過去に触れます。
脱獄王と呼ばれるようになったのは熊岸に
描いてもらったシスター・宮沢の絵がきっかけ。
捕まっては脱獄を繰り返すのは彼女に会うためであり、
いざ会ってみると絵そのままの顔をしていた女性というおち。
過程がすごいだけにおちにギャップがあって彼らしくて面白かったです。
また、土方・永倉の過去にも少し触れています。
若いころの土方を見て、改めて彼はイケメンキャラだなと思いました。
にせの刺青人皮が出たことで、杉本一派と土方一派が手を組むことになり、
キャラが増えたことで戦術や食事シーンにも変化が出て楽しめました。
そして、過去編メインだからこそ
前の話にも出てきた脱獄囚も登場して、にやりときます。
偽アイヌに対して鬼神のごとく強さを魅せた杉本無双。
銃剣を受けても効かず、熊をも投げて追い返す
まさに不敗の名にふさわしい牛山。
スナイパーゆえに単身で動くことが多く、
空気が読めていないからこそ、本能的な独断ができるダーティな尾形。
それぞれが戦術面で本当に魅力的でした。
ちなみにですが、脱獄囚は巻毎に退場している気もします。
それでも今回の過去編みたく再登場しますので、退場した感もないんですよね。
収穫はにせアイヌ村長が脱獄囚だったことで刺青入手。
熊岸が命を失ってしまいましたが、彼にも刺青があるかも…?
復讐の二階堂は耳に加えて右足を失ったものの、まだ生きています。
僕は杉元が目的を果たしたところで復讐を完遂すると予想してはいますが…。
アシリパさんは食事シーンでの顔芸と脳みそをすすめるのはもはや、定番ですね。
(小学生ギャグもふくめて)牛山とのやりとりがたまりませんでした。
ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/12/19
- メディア: Kindle版
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おわりに。
最初に触れたトリコが終わってしまったのを
ゴールデンカムイが埋めてくれたことについてですが、
ずばり、バトル+グルメ(こちらは珍味)の要素があるからです。
また、ファンタジー+グルメのダンジョン飯もありますので、
話題作2作品によりトリコの要素は引き継がれているのです。
それとアイヌと聞くとどうもナコルル(サムライスピリッツ)がチラつくこと、
そして、彼女が今も現役で活躍しているのに驚いていること。
ともかく、色々な要素を盛りに盛っているのにくどくなく楽しめる。
これからも続きを読んで最後まで見届けたい作品です。
おしまい♡
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また、斬の杉田尚(すぎた・なおや)先生は
少年ジャンプ+のサイトにて、ムッツリ真拳を連載しています。