出典:食戟のソーマ(附田祐斗・佐伯俊・森崎友紀)
食戟のソーマの記念すべき第1話で主人公の創真さんが遠月学園に入学していなければ実家の定食屋を拠点に料理の道を究める予定だったことを思い出して、それに通づる話がありまして。
(1ヶ月遅れですが)あけましておめでとうございます。
改めまして、謎の勇者ブロガーのすがちゃんです。
もくじ
1.若さって、まぶしいよね!
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僕が居酒屋のバイトをしていた時の話になりますが、ある日、中卒の女の子が調理場に入りまして、当時はどうしても学歴が気になりましたが、話を聞くと板さんになりたい!という明確な目的があって入ったと聞きましたので、学歴がどうこう以前に羨ましいと思っていました。
また、板場の紅一点でもあり、とにかく目立っていましたので、仕事をしながら彼女の様子を見ると、
真面目に仕事をしているなと飲みものを運びながら羨望の眼差しで見つめており、今思えば僕自身が仕事が作業化して新しさを感じていなかった時期でもありました。
しばらくすると、彼女は本当はパティシエ志望で入ったと聞いてアレ!?ってなりまして、何で洋菓子の勉強をするのに和食の世界に入ったのかな?って疑問を抱き、過程が不明なので何とも言えませんが、確か3ヶ月もしないうちに辞めてしまいました。
あの娘は今、何をやっているのだろうか…?
結構かわいかった以外のことはあまり関わっていなかったので、こちらも何とも言えませんが、
目的であったパティシエとして、成功することを願うのみです。
2.目的がしっかり持てないなら準備だけでもしっかりしておくべき。
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ブログ・SNSで見かけるやりたいことがある場合、進学しても無駄なのでは?という意見を見かけますが、少しだけ待ってよく考えてほしいかなって。
そのやりたいことは本当に自分がやりたいことなのか、それで生計を立てる見通しがあるのかとか胸に手を当ててしっかり悩むべきです。
確かに失敗してもやり直せる、いや、やり直さないと人生は長いのでままならないでしょう。
しかし、失敗したその時に経験だと割り切ってすぐに次に行けますか?、プライドだけが高くなっていませんか?
また、行動と決断は聞こえの良い言葉ですが、実践するととても疲れてしまいますので、やりながら覚える前にある程度は準備をしておかないと失敗以前の準備不足になりかねませんので、注意しましょう。
そう、かのトリコもグルメ界に腕試しだと突入し油断した考えの結果、ノッキングマスター次郎さんに何事も準備が必要だと指摘されていましたね。
出典:トリコ(島袋光年)
先程の中卒の女の子の話に戻しまして、彼女は入ったのはパティシエ志望でありながら板場に入るも料理関係の仕事をしたいという目的があるから中卒という世間体?で言うならば肩書きに代わる本物の看板を得ようと職人の道を歩むことを理解できます。
例えば目的が曖昧な場合ならきちんと進学して、やりたいことを考えたりする準備期間と新卒カード・卒業証書という肩書きは社会的信用になるものだから少なくとも無駄という考えにはならないでしょう。
企業戦士・社会の歯車は風評被害により、悪く言われがちなのも理解できますが、社会人として経済を支えるという立派なことをしているため、あまり悪く言われると僕個人であっても悲しい気持ちになります。
それは彼らが現在の、そしてこれからの就職先とか将来など、選択肢の多さを作ってくれたことを忘れてはいけないと思っているからです。
3.まとめ。
- 学歴に代わる本物の肩書きはいくらでもあるが、たとえ考えなしであっても進学は決して無駄ではない。
- 目的が明確化していないなら準備期間は重要である。
- 進学はさせてもらっていることを忘れてはいけない。
- 企業戦士・社会の歯車になるのは社会人として立派なこと。
- 選択肢の多さは先人が作ってくれた次世代への希望。
本当に目的が明確化されているなら仕事でもバイトでもやりながらとても大変なことですが、絶対これで成功するぞ!という気持ちで両立しながら行動は取ると思っています。
苦労することが前提にしているようですが、食べていくためのことなので、少なくとも覚悟だけはしておくべきでしょう。
4.おわりに。
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現在の職場でも高校中退の同僚がいますが、話を聞くとバイト経歴が豊富で凄いな!と尊敬しています。
僕の場合、最終学歴は専門卒ですが、学校で学んだことをまったく活かせていませんし、今までの職歴から現場だ、現場!という、現場経験者の方が有利なのでは?という考えだからです。
なお、学歴コンプレックスをよく聞きますが、まったく理解できません。
肩書きは大切だと理解した上で最も重要なのは今とこれからだからです。
おしまい♡