連載を追って神回に出合える幸せは単行本派には味わえないまさに甘美なる楽しみ。
コミックスで一気読みも良いですが、連載を読むのも良いですよ!
こんにちは。
武装錬金のパピ様デビュー回で蝶サイコー!になったすがちゃんです。
伝説の1話でツイッタートレンドを賑わせた名作は現在進行系で予測不能だった。
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もくじ
出典:ファイアパンチ(藤本タツキ)53話・少年ジャンプ+
やったぜ♡
【予習・復習】これまでのファイアパンチ。
- 無限の再生能力を持つ主人公・アグニは極寒の村で妹のルナとたった2人で凄していた。
- ルナは兄であるアグニに対して異性としての恋愛感情を持っていて、彼との子どもも望んでいた。
- 結果的に閉鎖的な村だったため生きるためとはいえ、人の道に反したことで軍人にすべてを奪われてしまう。
- 宿敵・ドマにルナの命を奪われた上に彼の炎によりアグニは全身に永遠の炎をまとう人間になってしまった。
- リベンジの旅に出たらトガタという映画好きの女性と出会った(重い復讐劇からダーティーなムービースター展開に)。
- 仲間が増えつつ、軍人たちに狙われてバトル展開に。
- とある村で神格化された(人の道に反している材料の食料も提供していた)。
- ドマと再会し、結果的に撃破してリベンジ完了したがルナは当然戻らない。
- 生きる目的を失ったアグニは自ら命を投げ出したところをトガタに救われたが彼女が犠牲になった。
- 映画の世界観などアグニの精神的な描写が多くなりわかりづらい話が続く。
- 祝福=能力の発信地と思われる場所でルナとそっくりの女性を撃破しようとしたができなかった。
- 現在のアグニの身体は激闘の末、右腕を失ってしまったものの、代わりに(おそらく)再生能力と永遠の炎から開放されて本来の人間に戻れている。
- (今回のエピソード)。
- トガタ以外の仲間は絶賛放置中(2017年5月・連載53話現在)。
- 今回のエピソードは単行本・第6巻に収録された。
展開が変わることで作品そのものがまったく変わってしまうというのをトガタが登場した時に経験したからなのか、
今回のエピソードを読むと今度はコメディ展開でも始めるのかなとどうしても思ってしまいます。
ただ、このところわかりづらいお話が続いたのでフラストレーションが吹き飛びました。
【今回の要約】考える必要のあるシリアス展開が続く中でまさかのコメディ回が投入される。
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出典:ファイアパンチ(藤本タツキ)53話・少年ジャンプ+
クロ高かな?
出典:魁!クロマティ高校(野中英次)
人気キャラ・メカ沢の登場回で同じ構図を連発しながらも、
実はコピペではないという表現を使っていたのを思い出しました。
- 雪が降る中でアグニもルナ(正確には本人ではなくそっくりな人物)もハイパーキャストオフ状態である。
- そのままの姿でいるわけにもいかないので服を求めて近くの施設に入る。
- アグニは本物のルナではないし、そもそも元凶なので撃破しようと心に決めつつもできなかった。
- 無邪気なルナの姿に顔芸を披露するアグニ(積もりに積もった色々な感情が開放されたと思われる)。
- ルナのファッションショーとアグニの「かわいい」「綺麗だ」を連呼する最近のコピペ風心理描写。
- 実はファッションショーもアグニが知らない服があるなど、伏線と思われる描写がある(撮影スタジオかも?)。
- 伝説になる回を集約する(読者の気持ちでもある)名セリフ「動くな変態二人組」でオチもしっかりしている。
ファイアパンチ・53話とはアグニがルナを抱きしめて、
燃えない代わりに(妹に)萌えていたという伝説のエピソードである。
まず、今までの気持ちが爆発したとも思われるアグニの感情が伝わってきました。
確かにやっていることは紳士的なことですが今回だけでも許してあげてほしいと言いたいです。
そんな小さな幸せの瞬間も(読者の気持ちがこもった)名セリフとともに去ってしまうのが悲しかった。
なお、ファッションショーは作品に合わせるなら映画用の衣装として登場していると予想できますが、
現代的な服だからこそ世界観や舞台がまた変わるのかなという展開も浮かんでしまいました。
おまけ。
出典:武装錬金(和月伸宏)
おまけとして、最初に挙げた武装錬金のパピ様に少し触れておきましょう。
- ホムンクルス・パピヨン、本名は蝶野攻爵(ちょうの・こうしゃく)。
- 彼は身体が弱いのを補うため超常生物であるホムンクルスを体内に埋め込んだ。
- ステキなデビュー戦(パピヨンとして転生する回)で読者の心を鷲掴みにした。
- 主人公・カズキとのセリフなしの決闘は文句なしのベストバウトである。
- 安易な復活の不満は名セリフ・蝶サイコー!で吹き飛ばした。
- 以後はステキスーツを着用している。
- ステキキャラ兼ライバルながら和月伸宏氏によると彼はダークヒーローとのこと。
リアルタイムで連載を読んでいましたが、どちらかと言うとネットの声のほうが大きかったと思えます。
やはりなのか、単行本のおまけページ(ライナーノーツ)でも反響についても触れていました。
なお、武装錬金は彼を筆頭に登場人物の7割がステキ路線のキャラですので、
シリアスなのかギャグなのかと混同される方は多いと思いますが名作なのでぜひ。
参考:[まとめ買い] 武装錬金(ジャンプコミックスDIGITAL)
おわりに。
単行本派が多い中、連載を追っている特権として常に最新話を読むことができます。
そこでネットで反響があると反応しながらも参加できないということを経験されたはず。
参加せずともそれは遠回しのネタバレなので何とか回避しようとしてもなかなかできず。
ぶっちゃければネットでのネタバレなんか暗黙の了解なので何とも言えませんが、
たまにはひとつからでも良いので、連載を追って楽しんでみませんか。
思わぬところで今回のような後の伝説になるエピソードをリアルタイムで体感するために。
おしまい♡
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