ティロ・フィナーレの新作があると聞いて。
こんにちは。
学園ラブコメの主人公になりたいすがちゃんです。
出典：クリミナーレ！（水色すいみん）
表紙からは想像できない個性派揃いのクラスメイトが織りなす学園コメディ！
もくじ
要約すると、不幸体質の主人公と裏稼業（及び予備軍）の人物たちとのコメディです。
常に命を危機で自分の身を守ってきただけであり、裏稼業とは無縁な主人公にも
実は闇社会に関わってしまう素質があり学園に入学するという過程があります。
なお、登場人物は物騒な意味でも個性派揃いで、勢いも楽しめる作品となっています。
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不幸体質のヒーロー・市村くんは常に命に関わるトラブルから生き抜いてきた。
出典：クリミナーレ！（水色すいみん）
戦略的撤退を極めた主人公、ここにあり。
生まれてから間もなく捕縛される・お金を奪われる・命を狙われるなど、
常に命の危機から生き抜いてきた我らがヒーロー・市村くんですが、
彼には不幸を呼ぶ体質であり、悪意のある人間を呼び寄せてしまいます。
なお、主人公補正でラッキーを意味するサービスカットにも参加している模様。
クラスメイトは全員裏社会の関係者になる候補生。
出典：クリミナーレ！（水色すいみん）
集合絵はわくわくするよね！
登用人物を左から順番に紹介します（コミックス1巻時点のものになります）。
彼らとの学園生活からどんなことが起こるのかわくわくするぜぃ？
- 名前不詳のイケメンくん（狐目系は強キャラポジションだが、いかに）。
- 郷田くん（強面だけで相手を萎縮させることができる、面倒くさがり？）。
- 秋慧（あきえ）さん（火浦姉妹・姉で、怒らせると怖い系？眼鏡とマフラーがトレードマーク。委員長キャラかな？市村くんに対してもフレンドリー。炎の使い手だが妹の実乃梨ちゃんのように加工された道具を使用したものかどうかはまだ不明）。
- 実乃梨ちゃん（火浦姉妹・妹で、さばさばした性格やスタジャンなど、男性キャラの要素もある彼女は加工された道具で吹き飛ばす能力に長けている）。
- 笹川くん（常にパソコンを操作している彼はあらゆるコンピュータを乗っ取り操作できる達人。また、他のクラスメイトともフレンドリーなのか人当たりが良いキャラでもある）。
- 桃園さん（ハートマークの瞳とグラマラスなプロポーションを持つ。極めて特殊な属性を持ち、聖なる道具の扱いを極めている。弱点があり、そこを攻めると一撃で戦闘不能にすることが可能。なお、彼女が関わるとサービスショットが（男性も含めて）過度のものとなる）。
- セーラさん（アホ毛をトレードマークとしているハーフ女子。裏稼業の家系で、金属製の飛び道具の扱いに長けている戦闘の達人。ラブコメの伝統でもあるサービスショットからゴージャスパンチの流れを組む王道サービスカット要員で、なつかしい作品で例えるならラブひななどを読んでいると、小森さんより正ヒロインに見えてくるだろう。実はアイドルになりたいという夢を持っている）。
- 小森さん（市村くんに命を救ってもらったことから盲目的な想いと歪んだ愛情を寄せることに。彼女は金属製の鋭い道具を使用して、主に近接において戦闘力が非常に高い。黒魔術とも言える料理もする。なお、口調としては方弁を使う。
女の子が可愛く、男性キャラも個性派揃いで魅力的なので要注目ですよ！
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着陸地点を予想させる学校の教育方針は今後の展開を楽しみにさせてくれた。
クリミナーレ！（水色すいみん）
脚がぷるぷるしているのが、努力の証。
学園の校長兼警視庁長官という彼女は、香りで裏稼業の人物を判断する能力あり、
彼らをまとめてクラスに所属させた目的は社会的に正しい方向に導くためですが、
後に挙げるセーラさんが特定の人物の命を狙う仕事ではなくアイドル業を望むように、
（家庭の事情で引き継がざるを得ない）裏稼業から縁を切るための教育をする形になるのでしょうか。
市村くんの不幸体質の解決と本質に触れるのも後に語られるとは思いますが、
こちらの伏線はどのように解消されていくのかも楽しみです。
コメディだから、パロディもあるよ！
繰り返しになりますが、主人公が常に命の危機にあるため物騒な描写が多いですが、
あくまでコメディなので、サービスカットやパロディなども詰め込んであります。
ジョジョは安易を超えて鉄板かな？
もしかして、オラオラですか？（ジョジョの奇妙な冒険）。
出典：クリミナーレ！（水色すいみん）
出典：ジョジョの奇妙な冒険 第３部・スターダストクルセイダーズ（荒木飛呂彦）
ジョジョは入門するなら（最新技術を使われていることから）アニメ版をおすすめします。
正ヒロインポジション（？）の小森さんは市村くんに一途な（歪んだ）想いから
彼を守るためにぞなぞなラッシュなる連続攻撃で敵の男を撃退するシーンですが、
元ネタでもあるジョジョは長期連載ながらもパロディ元としても有名なので、
作品は知らずともオラオラはご存知のでは？
オイオイオイ、命を失うわアイツ・五点着地（グラップラー刃牙）。
出典：クリミナーレ！（水色すいみん）
出典：グラップラー刃牙（板垣恵介）
高いところから落ちる時に衝撃のダメージを軽減する方法です。
市村くんの歴戦とも言えるトラブル回避の経験から成立しているものですが、
バキの解説の通り、訓練を必要としているため絶対真似をしないでください。
おさらい。
不幸体質ながらラッキーでサービスカットを出すなど、物騒な設定ながらコメディの要素が強いのが嬉しい。
小森さん・桃園さんで早くも強烈なヒロインが登場しつつ、セーラさんが昔ながらのラブコメ要素を演じてくれる。
市村くんの体質に対しての謎の解明や学校教育の秘密など伏線なども考察しながらドタバタ劇を楽しめます。
おまけページとして、各登場人物のプロフィールやサービスショットも掲載されており、
各エピソードのアフターとして4コマもが載っているので 、そのボリュームはかなりのものでお得でしょう。
次巻はセーラさんのアイドルエピソードの後編が楽しみです。
普段は沈着冷静な彼女がきらめいている姿のギャップが可愛らしい。
出典：クリミナーレ！（水色すいみん）
おわりに。
裏稼業設定で中二病要素を、ラブコメで萌えがありますがバトル系ではありません。
あくまでコメディの範囲内なので、そこだけはご注意ください。
小森さんでヤンデレキャラをひさびさに楽しめたし、桃園さんの青年誌ヒロインぶりも清々しかったし、
セーラさんでラブひなを読んでいた時期の頃を思い出したりかなり楽しめました。
また、市村くんの体質も不幸を呼び寄せるけど、主人公補正で解決するところが
（サービスショットも含めて）とあるシリーズの上条さんみたいなものでしょうか。
さてさて、ティロ・フィナーレするのも良いけど、今すぐクリミナーレ！を読むべき！
おしまい♡
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