公式の外伝や続編が増えたのは新作が不作の影響かしら?
こんにちは。
たまには原作超えのスピンオフが読みたいすがちゃんです。
ナルトの次の世代を描いた続編が公式として始まっただと!?
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もくじ
出典:BORUTO−NARUTO NEXT GENERATIONS−(岸本斉史・池本幹雄・小太刀右京 著)
今日まで、僕が最後に週刊少年ジャンプを買ったのはNARUTOの最終回でした。
思い出してみれば中忍試験編辺りで離脱してしまいました。
理由は試験やトーナメントからありがちだなと飽きてしまったからです。
よって、予備知識は序盤と最終回辺りの次世代の登場くらいであり、
また、ボルトとサラダ以外誰の子どもかわからないので新しい気持ちで読ませていただきました。
なお、作画を担当する池本先生は岸本先生のアシスタント(単行本参照)で、
絵は少し硬く感じるものの、ほぼ原作通りなのも嬉しいところです。
それにしてもナルト・サスケ・サクラは落ち着いたなぁ…。
二世のコンプレックスが描かれている。
自身も天才ながら偉大な父親にコンプレックスを抱いてしまっているボルト。
七代目火影となったナルトは村を守るためにも息子にかまう時間はありません。
ボルトはナルトに一泡吹かせようとサラダの父親であるサスケに弟子入りします。
ここまで見るとさみしさと怒りと周りの目など、二世ならではのエピソードでしょう。
印象に残ったものとしてサスケがボルトに対して結果をすぐ求めるなというセリフがありました。
自分なりに考えることも忘れてはいけないという若い世代への風刺かも知れません。
同時収録されている外伝は仲間の一人であるミツキのエピソードです。
大人の意見は関係ないと、自分の意志を大事にすることの大切さが描かれてます。
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世代交代とともに忍術も科学へと変わる。
忍術が使えずともホイポイカプセルのような科学アイテムで使うことができるように。
ナルト達が世代交代するように忍術も形を変えて科学として進化する時代です。
科学班はコンプレックスに悩むボルトの弱みを握ろうとたくらんでいます。
この部分で科学の参入と二世のコンプレックスがよくできているなと思いました。
プロローグで描かれていたのは忍者の時代の終わりということかな?
現時点で見る限りでは忍術が科学に変わった瞬間と判断していますがさておき。
連載が週刊少年ジャンプながら月一という特殊な形なので、
2016年の人気作品連載終了ラッシュで戦力が厳しいからというのもあるんだろうなぁ…。
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 1 BORUTO-NARUTO NEXT GENERATIONS- (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 岸本斉史,池本幹雄,小太刀右京
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/08/18
- メディア: Kindle版
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おわりに。
天才設定は修行の省略化と科学の参入と相性が良いかと。
おまけページの数値化もデータカード化への伏線でしょうか。
ただ、完全に楽しく読むのにナルト全72巻はさすがにハードルが高いかな?
先に挙げた通り、世代交代と技術の進化を描いているのは予備知識なしでも面白かったです。
おしまい♡
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