すがちゃんねる@謎の勇者ブログ

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デストロイアンドレボリューションに破壊する意味を考えさせられた。

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出典:デストロイアンドレボリューション・1巻 森恒二・著

 

正しいこととはルールを守った上で

できるだけのことをするだけなのでしょうか?

 

こんにちは。

 

革命家ブロガーのすがちゃんです。

デストロイアンドレボリューションに破壊する意味を考えさせられた。

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もくじ

 

【公式サイト】

youngjump.jp

 

※2巻までの感想になります。

 

キーワード:ワンネスとは?

 

1.主人公・マコトが使う超能力。

対象に触れることなく中から破壊することが可能で、

外側の傷(血など)などは発生しない。

えぐり取られたような見た目が特徴。

 

2.主人公の組織・問う者のもう1つの呼称。

国に革命を起こすため活動する集団。

 

家庭環境に恵まれなかった超能力者・マコトと

裕福な育ちながら国に疑問を持つ感の鋭いユウキという

特殊な経歴を持つ2人の高校生が

国に革命を起こすために活動する物語です。

 

まず、犠牲者を出すことを前提とせず、

何のために破壊するのかが描かれています

(政治家の財力を削る戦略)。

 

マコトの意志で犠牲を出さずに

破壊行動をしていましたが、

やがて、その方針も通用しなくなってきます。

 

手を汚すのは能力を共有した大槻さんですが、

「気づき」による繋がりで精神的には

犠牲者を出していることからは逃れられません。

 

問う者と警察のかけひきが面白いことの他に

変革のために手を汚す覚悟について、

マコトの苦悩にも考えさせられました。

 

なお、小島さんが正ヒロインでしょうが、

ユウキも中性的な外見や実質コンビということから、

彼もヒロインの要素が強めです。

 

よって、今に始まったことではありませんが、

作中でも見られるようにボーイズラブの

テイストを感じられました。

 

続きが読みたくなるのは能力バレのチラ見せ感。

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女性エリート刑事の中村さんに偶然とはいえ、

ワンネスを使っている現場を見られてしまった!

 

小島さんと夜に公園デートをしていたら、

質の悪い常連客に絡まれた際に彼女を守るため

能力を使ったら警察から疑われることに…!

 

そう、警察からも能力の検証をされていたりと、

いつかバレるんじゃないか!?って、

ドキドキハラハラすると同時にワクワクします。

 

証拠が出ないから直接的な問題はないものの、

精神的負担はかかっているのだけは間違いはありません。

 

いわゆる、スリル要素でしょうか。 

 

ワンネス能力者は量産すれば世界征服も可能だけど、ハイリスクである。

ワンネスの能力は共有することができます。

量産できれば敵なしになりますが、

共有者が限定されることと、覚悟も必要です。

 

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出典:デストロイアンドレボリューション・2巻 森恒二・著

 

あまり物事にとらわれない大槻さんには行き渡りましたが、

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出典:デストロイアンドレボリューション・1巻 森恒二・著 

 

ユウキはその勘の鋭さから

ワンネスを共有できませんでした。

 

ワンネスを共有する資格がある人物とは?

  • 能力自体と相性も必要。
  • 国を変えるために
    人の命を奪う覚悟がある。
  • 能力を内密にできる。
  • 身体にも精神にも負担がかかるので、
    それに耐えられるかどうか。

 

2巻まで読んだ上での予想なので、

続巻で詳細は語られるでしょうが…。

 

さて、マコトは犠牲者が出ることを拒みますが、

そのやさしい気持ちから能力を持っています。

 

先の繰り返しになりますが、

共有者が彼の代わりに破壊活動をしても

意識は流れてくるので罪悪感などの

精神的な負担からは逃れることはできません。

 

よって、直接手を汚さず国を変える能力でも

人を犠牲にするという重みを背負うことになります。

 

酒屋の看板娘・小島さんと仲良くなったことで見えた、もう1つの可能性。

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出典:デストロイアンドレボリューション・2巻 森恒二・著 

 

もし、マコトがユウキと深く関わらなかった場合、

高校の同じクラスでバイト先の酒屋の看板娘・小島さんと

仲良くなって、そのまま将来のパートナーになる

…という未来が簡単に予想できます。

 

作品として成立しなくなりますが、

現実的に見れば破壊による革命という行動をせずに

大切な人との幸せを手に入れる道もあったはず。

 

能力も質の悪い常連客にしたみたいに

あくまで守るために使うのみになるでしょうし、

マコト自身も墓まで持っていく覚悟で

生涯、自分だけの秘密として隠し通すかと思います。

 

命を重く感じるからこそ、人間でいられる。

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能力と戦略で革命を起こす作品なので、

デスノートやコードギアスが好きな人におすすめ!

両方とも超能力で世界を変える名作です。

 

デメリットはマコトの覚悟が中途半端だからこそ、

ヘタレに見えてしまってイライラする可能性があること。

これはギアスやデスノートの最初の犠牲者を出した時にも

描写されていますが、それが長く続いている状態。

 

もちろん、理由もあってフォローもされていますが、

問う者メンバーの目的意識がしっかりしているからこそ、

余計に際立ってしまっているのも事実です。 

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おわりに。

期待しているのはマコトが犠牲者を出すことを

覚悟して国を変えることを実行していくことです。

 

さすがに他メンバーだけに手を汚させるのは

都合が良すぎてしまいますので。 

 

P.S.

予想ですが、スタンドの老人は未来のマコト?

外見が似ていることが要因です。

 

 

おしまい♡ 

 

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おまけ・ライフハック注意報!

現状維持や既成概念を破壊し、

自分に革命を起こし続けましょう。

 

それは人間としての進化を続けることを意味します。

(セルフ)デストロイアンドレボリューションです。

 

現在進行形で実行できるのが理想論ですが、

むずかしいことなので、少しずつ実践してみましょう。

 

今すぐマンガを読むべき!