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声優版バクマン? こえでおしごと!そんなことわたし言えないもんッ!

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画像引用元(加工済み):こえでおしごと!(紺野あずれ)

こえでおしごと! 1巻 (ガムコミックスプラス)

こえでおしごと! 1巻 (ガムコミックスプラス)

 

もくじ

少し前に声優版バクマンになりそうだったこえでおしごと!(紺野あずれ)という作品があったことを思い出しまして。

高校生の女の子がある日、お姉さんが代表を務める紳士的なゲームの会社で声優を務めることになるお話です。

 

いつもはお世話になっている?極めてディープな内容のゲームですが、舞台はクリエイター側の視点で描かれつつ、

また、主人公が女子高生でも実質新入社員の立場なので、コメディと仕事としての真剣勝負が融合されています。

 

こんにちは。

 

ほっちゃーん ほ、ほーっ、ホアアーッ ホアーッ

声優をアイドルとして見たことがないすがちゃんです。

女子高生にそんなことを言わせるプロフェッショナルなコメディ。

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いくら仕事とは言え、女子高生にNGワードを言わせるのは酷だなって。

ただ、お姉さんが代表だから(仕事の内容はともかくとして)労働を覚えさせてもらえることや、

(まだ学生だからなのか)周りの人が良くしてくれるなど、環境が良いのも気になりました。

また、主人公補正もあって集中力が高く、演技に関しては作品に入り込めるため声優の仕事に向いた才能があります。

 

キャラに関しては妹に紳士的なゲームの声優をやらせるお姉さんもかなりおかしいですが、

シナリオライターのお兄さんもどこか抜けていたり、コメディとして楽しめました。

なお、同級生・ベテランの先輩(ともに男性)が出て来てから、先輩の女性声優と仲良くなる展開を期待するとガックリ来るかも?

 

仕事風景に関しては主人公に指導するシーンや、実際のゲームのイメージが浮かんだりと、

真剣故にゲームの映像を自分が再現しているのがプロの仕事をしているんだなって感じられるはず。

よって、コメディだからNGワードもイメージもいわゆるサービスカットに見えるというわけです。

おわりに。

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女子高生は年齢制限があるため紳士的なゲームはできませんが、

それらのセリフを言わせるのはOKというグレーゾーンを攻めているのは凄いと思いました。

また、苦労して完成した作品を手に取ってもらえる嬉しさも描かれているのも良いですね!

 

さて、最初に声優版バクマンと挙げましたが、コメディ部分だけを見ると、

どうしても初期の女性の先輩と仲良くなることを期待してしたところで、

シナリオライターのお兄さん以外にも候補となる男性キャラが登場してきて、

変化球ネタなのに王道ラブコメになって冷めた感がある気がします。

 

男性の先輩声優が登場してから熱血系の要素が入ってしまってシリアスが増えて、

単純にコメディとして楽しみづらくなってしまったと言うべきでしょうか。

女性同士が仲良くする展開が好きだったのもありますが、さすがにシリアス路線はやめてほしかった。

つまり、展開だけで見ると女子高生が紳士的ゲームの声優を務める斬新な設定から、

声優でバクマンやろう!みたいな熱血要素もある作品にシフトしたと言えるでしょう。

 

全体的に見ると、スタートが斬新な設定+サービスカットで、途中から熱血要素のある王道ラブコメかな?

なお、僕は初期の展開が好きなので、途中からの路線は(決しては悪くはありませんが)あまり好きではありませんが、

 

今すぐこえでおしごと!を読むべき!

 

おしまい♡

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